令和となって、日本の社会は成熟し、人々のライフスタイルも大きく多様化してきました。
ところが、学校での教育は、昭和の時代とそれほど変わっていませんでした。
昨年、紀の川市の小中学校では一人一台のタブレットを配付して、時代の要請に応える学びを目指す
「GIGA( Global and Innovation Gateway for All) スクール構想」の実現に向けて取り組んでいます。
子どもたちは将来、予測困難な未知の状況になっても、自ら課題を考えて
対応できる思考力・判断力・表現力などを育てることを目的としています。
タブレットを使うと瞬時に画面上や電子黒板に全員の意見を可視化することができ、
さらには集計や意見の異なる子たちのグループ分けによって、自分とはちがった発想の共有であったり、
知識をより深く理解できたりします。
大事なのは、授業の「どんな場面で活用するか」です。
子どもたちの可能性を広げる場所である学校が、時代に取り残されないように
先生もがんばってICT「情報通信技術」を勉強していきます。