県の出前授業である『出張!減災教室』で、地震と津波の怖さ、防災への取り組み方などについて学習しました。まず、「地震や津波はなぜ起こるのか」では、地震が起こる仕組みや津波の速さについて学びました。津波の速さは、陸に近づくほど遅くなるが、オリンピックの短距離走選手並みの速さなのだそうです。そして、50㎝ほどの津波でも、大人の人は押し流されてしまうのだそうです。次に、「和歌山県で考えられる地震」については、南海トラフ地震が心配されます。約100年に1回の割合で起こっており、今後30年以内の発生確率は70~80%だそうです。そして、「過去の災害について学ぶ」では、避難三原則①想定にとらわれない、②最善をつくせ、③率先避難となれ、を知ることができました。最後に、「災害に備えよう」です。地震は、いつ起こるかわからないけれど、自分の命は自分で守れるように、日頃の心がまえや準備が必要であることを学びました。
子供たちの感想を紹介します。「いつ地震が来ても対応できるように、準備をしっかりとしていきたい。」「今まで、防災バッグはいらないと思っていたけど、今日の授業で、防災バッグやいろいろな準備が大切だとわかった。」「避難するときは、近所の人などに声をかけて、多くの人の命を助けられるようにしたいです。」「しっかり親とも話をして、避難場所などを決めていきたいです。自分の命は、自分で守りたいなと思いました。」「地震の怖さを家族にも教えたいと思いました。家に帰ったら、災害に備えて準備をしたいと思います。」