校区の概要

本校は、紀の川平野のほぼ中央部にあり、北部丘陵地に位置する。(東経135度14分18秒、北緯34度16分42秒、標高56メートル)

校区は、農村地帯であり、中央部に厄除観音で有名な長田観音寺( 真言宗山階派京都勧修寺末)がある。

北部の山麓には、那賀地方屈指の水量を誇る桜池を有し自然の環境に恵まれた地域であり、果樹( 柑橘・桃・いちじく等) 園芸が盛んである。

近年、企業や住宅のための土地開発が進み、戸数や工場が急激に増加した。

また農業の機械化で農作業の軽減化が図られると共に、企業等に勤めに出る保護者が多い。

保護者の職業は会社員、公務員、自営業、農業の順でサラリーマンの家庭が多いが、その多くは兼業農家である。

また、産業経済の発達や交通網の整備により宅地の造成・住宅の建設が進み、大小いくつかの住宅団地も造成されてきた。それにともない、遠距離通勤する保護者も増え、地域全体として次第に様相の変化を示しつつある。

児童数は横ばい状態であったが、現在は減少に転じている。地域全体は、勤労意欲に富み、生活も豊かである。保護者の教育への関心は極めて高く、熱心で、学校行事や育友会行事にも協力的である。

子ども達は、全体的に明るく素直であり、何事にも真面目に取り組むことができる。