校訓

なかよく げんきに がんばる子

教育目標

地域を愛し、自校に誇りをもち、自ら考え行動できる子供の育成。

地域の概要

本校の概要

本校は雄大な葛城山を背にし、遠くに紀ノ川とその流域を見渡す和泉山脈の尾根筋に建つ学校である。紀の川市に在っては最も東に位置し、明治38年に上名手尋常小学校として合併してから、5月で百十五周年を迎える。

校区は、南北に約7.5km、東西に1~3km、面積16.76km²あり、北は和泉山脈の稜線を境界として大阪府に接し、最南端は紀ノ川に沿って走る国道24号線に程近くまで、南北に細長く伸びている。一般に北部は葛城山の南斜面に位置する傾斜が急な山間部や谷間となっている。南部はいくつかの丘陵に分かれているが、比較的平坦な果樹園地帯・田園風景が広がっている。

本校区の平山は、江戸時代、独自に開発した麻酔薬を使っての全身麻酔手術に世界で初めて成功した医聖「華岡青洲」の生誕の地であり、自宅兼診療所と門下生のために建てられた住居兼病院・医学校の『春林軒』がある。また、江戸中期に土木工事などで活躍した「大畑才蔵」が造った『小田井用水』とその用水を河川上に渡す『龍の渡井』など、歴史に残る文化財を有している。そのほかにも、初夏の夜空には源氏蛍の乱舞が見られる川があるなど、豊かな自然にめぐまれた地域である。