紀ノ川の北側丘陵地帯にあり、地域は南北に細長い。北部は葛城(和泉)山脈から張り出した山地、南部は耕地で、その中央部を中津川が南に流れ紀ノ川に入る。

中世には粉河津と呼ばれて紀ノ川水運の中継地として栄え、「粉河市」もあった。そのころより門前町が形成され、商工業が発達した。『紀伊国名所図会』は、町の産物として、粉河酢・粉河こんにゃく・粉河団扇などをあげている。現在も、西国三番の札所粉河寺の門前町として、広く人々に知られているが、粉河駅から粉河寺までの本町通りは、かつての商店街の賑わいがなくなりつつある。

2005年11月7日に那賀郡内の5町が合併し、人口約7万人の紀の川市が発足した。校区内には紀北の動脈ともいうべき京奈和自動車道(E24)と国道24号線が東西に通っている。各方面へのアクセスが良好で、JR和歌山線の駅からも近く、交通の便の良い学校となっている。

児童は素直で明るく優しい子供が多い。保護者・地域の教育への関心は高く、学校教育の推進に協力的である。

校区の概要